囲炉裏テーブル初号機を製作してから
8年後、新たに製作した
[囲炉裏テーブルver.2]の紹介。
8年と言う歳月が流れたが、
その間ver.1は重くてかさばる為
あまり使っていなかった。
なので、なるべく軽量コンパクトで
持ち運びも苦にならない様な
囲炉裏テーブルが欲しくてver.2を製作。
コンパクト化
コンパクトにする為にまず思いついたのが
テーブル天板を真っ二つにし
折り畳める様にする事。
折りたたみテーブルで良くある手法。
それを囲炉裏テーブルでやってみた。
2枚の天板を蝶番で繋ぎ折り畳める様に。
天板の板厚も前作より薄い
10mm厚にして軽量化。
折りたたみ脚部
脚を折りたたんで格納しないと
天板が折りたためない。
ver.1は市販の折り畳み脚を
取り付けただけだったが、
ver.2は気合を入れて脚を作成。
普通のテーブルとしても使用可能
囲炉裏テーブルは、
火を囲んで使用する物なので
真ん中は七輪や焚き火台を
置くため開口となっている。
なので普通のテーブルとして使うには
ちょっと不便。
それはもったい無いと思い
普通のテーブルとしても使える様にした。
天板の裏面に回して出せる
金具を取り付けてある。
各隅2か所ずつ金具を
回し出したら板を乗せるだけ。
単なるテーブルの完成。
デザインにもこだわり
テーブルの外側と内側の縁に角棒を取り付けて
その縁とテーブル裏面、脚部を
ブライワックス(ジャコビアン)仕上げ。
テーブル表面には三角形をモチーフに
デザインした幾何学模様を
シルクスクリーン 印刷。
そしてクリア仕上げし、縁と色分け。
以前作った[キャンプギア収納ボックス]にも
また別の模様を印刷してある。
実際使用して
囲炉裏テーブルver.2も、前作のver.1同様に
テーブル中央にロゴスの焚火台「ピラミッドグリル」
をインストールできる様にしてある。
隙間ができるのを嫌い、ぴったりハマる様に設計。
それは設計通りいい感じに収まった。
しかし実際火を起こし使用してみると
テーブル面があまり広くなく(幅170mm)
また火元に近い内側部分は高温のため物が置けない。
結果、実質使えるテーブル面積はかなり少ない…
ぴったり設計が仇となった…
そしてver.3へ
コンパクトさやデザイン、
そして普通のテーブルとしても
使用できる面は良かったと思う。
しかし、実際使う場面の具体的な
イメージが足りなかった。
結果、出番はver.1同様あまり無く
倉庫に眠っている。
そしてこの後ver.3を製作する事に…
囲炉裏テーブルver.2
▲寸法
- 680x680x200[mm]
- 収納 680x340x95[mm]
▲材料
天板
- 檜板 150mm幅10mm厚(集成材)
- 檜角材 10mm角
脚
- 檜角材 25mm角
- 檜板材 30mm幅10mm厚
- 蝶番 25mm幅x2
- ボルト類 他
▲費用 約2000円
▲製作日 2016年7月