キャンプギア

囲炉裏テーブルver.1

作製2008年5月

囲炉裏テーブルとは


七輪や焚き火台を中央に置き、その周りを囲っているテーブルで、家族や友人など、みんなで火を囲んでBBQや焚き火ができます。

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DIY初心者のキャンプギア作り

この囲炉裏テーブルを自作したのは2008年、当時はまだ、まともな知識や工具もなく、乗りと勢いで作製。初心者ながらこだわったのは3点。

  • 木の接合部分は、留め継ぎ(45度にカットし、つなぎ合わせること)
  • 脚は折りたたみ式
  • シルクスクリーン印刷し、オリジナリティを出す
▲木材カット

寸法を決める際に、まず真ん中の開口部を300x300mmにしました。これは自分が所持しているロゴスの焚き火台「ピラミッドグリル」をインストールできる様にするため。

テーブル幅は、ホームセンターでホワイトパイン材150mm幅を購入し、それがそのままテーブル幅に。

自ずとテーブル外寸は600x600mmになります。(全て正確に作業できればの話ですが)

まず長さ600mm、そして両端を45度に切断した台形の板材を、計4枚切り出す。

45度に切断する部分は、接合する箇所なので、慎重にまっすぐ切る。

まっすぐ切る・・・・・

ムズイ。手ノコだと、微妙にズレていく。

手ノコでの斜め切断は相当難しいです。丸のこ、ガイドを使用しましょう

なんとかカットが全て終わり、一旦つなぎ合わせてみると、接合部分が隙間だらけ。

8箇所の切断面の角度が全て、絶妙にズレてる。

これを修正するのは無理だと諦め、板の中でも良い組み合わせを見つけ、強引につなぐ事に。


▲継ぎ

まずダボ穴を、電動ドリルで開ける。

45度の切り口の面に対して、垂直に2箇所づつ穴あけ。板4枚分で計16箇所。

このダボ穴も、まっすぐ開け、差し込む穴どうしの位置が、ぴったり同じにならないと、うまく接合することができません。


穴あけ完了。仮組みしてみる。

穴の位置が微妙にずれ、ダボ穴も微妙に曲がっている。

ここも強引につなぎ合わせることにし、ボンドで固定。

なんとか留め継ぎ完了。

ご覧ください、このずさんな施工。接合部は隙間だらけ、段差もできています。

これでもとりあえず形になった満足感がありました。

が、いささか強度が不安になり、結局テーブルの角4箇所と開口部の隅4箇所に、L字金具を取り付け補強。(素人にありがちな、過剰な補強)

ついでに持ち運びしやすい様に、取手も追加。


▲折りたたみ脚

こだわった割に、既製品の折りたたみ脚を買い、ビスで取り付けるだけという・・・しかもこの脚が結構いいお値段。4脚で2千円以上したと思います。

高さ180mmの折りたたみ脚をホームセンターで購入。板を跨いでビス留めしたので、補強の役割にもなっている。


▲塗装〜シルクスクリーン

塗装は確か、屋外用の塗料を使用したと思います。多分、和信のガードラック。

そしてテーブル天板には、Tシャツ用にデザインしたアイヌ風の柄をシルクスクリーン 印刷。

Tシャツに印刷するとこんな感じ

シルクスクリーンは2006年頃から始め、露光器を自作し、自宅で製版して、オリジナルTシャツなんかを作っていました。

完成 〜キャンプで使用〜

キャンプ当日、いざテーブルを展開し、焚き火台を真ん中に置いてみると、多少の余裕はもたしたはずなのに、結構ギリギリ。良く言えば、シンデレラフィット。て言うかこんなに火元から近くて大丈夫か?

と思いながらもBBQ開始したら、そんな心配はすっかり忘れ、炭火、焚き火ガンガン。

後で確認したら、結局コゲとかもなく問題なし。シルクスクリーンのインクが多少削れていた位。それも味と言うことで。


囲炉裏テーブルを囲んでのBBQは楽しい。仲間と火を囲み、肉を焼き、酒を呑み、語り、時に無言で火を見つめ、そしてまた肉を焼く。自作した道具だとまた格別。多少造りがおかしくても、他にはない自分だけのキャンプギア。

ただこのテーブル、デカくて重い。

と言う事でこの後、軽量コンパクトさを追求し、Ver.2、 Ver.3と作ることになっていきました。

それも今後紹介していきます。


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DIY脳内設計図
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