キャンプギア

キャンプチェア

作製2018年9月

アウトドア用に作製した、

折りたたみ木製チェアの紹介。

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参考にしたチェア

多くのアウトドアブランドから、

様々なタイプのチェアが発売されている中で、

軽量コンパクト、かつ洗練されたデザインの

『カーミットチェア』を参考に作製しました。

カーミットチェア


1984年アメリカ 

バイカーのカーミット・イースタリングによって作られた、バイクに携帯できる軽量コンパクトチェア。

日本でもバイカー、キャンパーの間で人気のチェア。

いつか欲しいと思っているが、

中々いいお値段で手が出せない。

と言う事で、よし作ろう。

デザイン / 構造

カーミットを意識しつつも、

そのまま真似してもつまらない。

と言うか真似できる技術もない。

なるべく簡単な構造で自分なりのチェアに。

座板、背板は、帆布で作りたいところだが、

ミシンなどの道具が無いため木材で作製。

14mm角材を柵状に組んであり、

畳むと座板と背板の角材が

交互に合わさりフラットになる構造。

ただ、このデザインにした事で、

もうコンパクトさは諦めた…

そしてカーミットから大分離れた…

以前、作製した[ミニロールトップテーブル]の天板も角材を柵状に組んだデザイン。実用面は置いといて、このデザイン気に入っている。

展開方法

① 脚を展開

畳んだ状態から

脚を展開。

脚は肘掛け部分に接合されており、

脚を展開すると肘掛けも一緒に展開される。

② 座板を展開

座板を広げて、脚の貫の部分(丸棒)

に乗っけるだけのシンプルな構造

補強のため、貫部分にアルミ棒で

筋交いを入れてある。

③ 脚を固定

座板を乗っけただけだと、

持ち上げて移動したりする際、

パカパカ外れてしまうので、

金具でロックできる様に。

接合部

  • 脚と肘掛け
  • 座板と背板
  • 肘掛けと背板

それぞれ連結ボルト、ナットで留めてある。

端材でサイドテーブル

余った端材でサイドテーブルも作製。

テーブルと肘掛けを、Z金具で取り付けて、

可動する様になっている。

ハンガー

背板の裏側に、曲げ加工をしたアルミバー

を取り付けてハンガーに。

シェラカップなど掛けれる。

実際に使用して

キャンプで使用して、

安定感、強度は問題ない。

ロースタイルチェアで、

娘も座ることができる。

と言うか、ほぼ娘専用チェアとなっている。

ついでに作ったサイドテーブルが

食事、おやつタイムにかなり活躍。

問題点

畳んだ状態でも結構かさばるため、

車載時に場所を取る。

あと、長時間座っているとお尻が痛くなる。

要クッション。

結果、カーミットチェアとは

別物になってしまったが、

椅子自体のデザインは気に入っている。

初めて、「椅子」と言うものを作り、

完成して、実際に座れた時は、

今まで作製した物の中で

一番満足感があった。

それは自分の体を預ける物を、

自分の手で作る事が出来たからかも知れない。

そして、カーミットチェアは

良く考えられて出来ている、

と作製してみて実感した。

次に作る際は、もっとコンパクトになり、

座り心地も考え、帆布を使用した

チェアに挑戦したい。

キャンプチェア


▲寸法

  • L580xW535xH570 [mm]
  • 収納時L600xW535xH150

▲材料

座板・背板

  • 14mm角材
  • 10mm角材
  • アルミバー幅10mm厚2mm
  • ジョイント金具フラット2穴 x4

▲脚部・肘掛け

  • 25mm角材
  • 平板材幅30mm厚12mm
  • 平板材幅30mm厚9mm
  • 丸棒20Ø
  • アルミ棒3Ø
  • 連結ボルト、ナットm6 x6組

▲サイドテーブル

  • 端材
  • Z金具
  • ボルトm6 x2
  • 蝶ナットm6 x2

▲費用 ・約2500円

▲作製期間 ・約2日

▲作製日 ・2018年9月

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