アウトドア用テーブルの紹介。
テーブル何個目だよって感じですが、今回は以前作った[ミニロールトップテーブル]より大きめで2、3人で使用できるサイズ。
ロールトップテーブルは色んなメーカーから発売されており、また自作している人も多く、それらを参考にしつつもオリジナリティを忘れずに製作。
ロールトップ
トップ(天板)をロールして(巻いて)展開、収納できるからロールトップテーブル。
ですよね?
その天板は30mm幅の檜板を、5mm間隔で隙間を開け、ナイロンテープで繋げたもの。
ナイロンテープを留める時は、板を天板の形に並べマスキングテープで仮留めした状態でナイロンテープをステープルで留めていく。
一見よくあるロールトップテーブルだが、天板の両端には丸棒をパラコードで繋いであり、これがこのテーブルのキーポイントでありオリジナルポイントである。
脚部
脚、そして天板を支える幕板の部分を作る時に意識したのは、収納する際に天板と一緒に巻ける様にコンパクトになること、そしてシンプルな構造にすること。
無い知恵を絞り出した結果…
まず脚は幕板に連結ボルトで留めて折りたたみ式。
幕板も中央で切断し蝶番で留めて折りたたみ式。強度が不安だったがコンパクトさを優先。
各脚と幕板に丸棒を差し込む為の穴をそれぞれ空けてある。
組み立て方法
天板を広げ脚を展開。
脚を広げた状態で、脚と幕板に空けた穴の位置を合わせ、天板の端に取り付けた丸棒を差し込む。
各脚、計4箇所に丸棒を差し込む。この丸棒が脚の開き止めと、天板の固定の両方を兼ねている。
そして幕板に取り付けたパラコードにテンションをかけ自在で固定。
これで脚が外側に外れない。
ひっくり返せば完成。
実際に使用して
幕板を折りたたみ式にしたので強度、安定感が不安だったが、やはり少しグラつく。が使用に問題はないので良しとする。
思わぬ副産物として、天板の端に取り付けた丸棒がシェラカップなどを引っ掛けられるハンガーとなる。
収納はコンパクトになるのでバックパックに入れたり、または括り付けたりして持ち運べる。
このテーブルと[ミニロールトップテーブル]は常に車載しており、キャンプはもちろんハイキング、旅先、ちょっと公園へお出かけでなどでかなり使える。
簡単に展開・収納ができてコンパクトになり、デザイン的にも気に入っている。オリジナルの脚の構造も上手くいった。ぶっちゃけ超お気に入り。
サイズを変えてもう一つ作ろうか考え中。