野外でOD缶に取り付けるタイプのシングルバーナーを使用する時は、砂利や土などの地面に直置きする場合がある。そんな足場の悪い時に活躍するのが、ガスカートリッジに取り付けるスタビライザー。金属や樹脂製のスタビライザーが市販されているが、今回は木で作ってみた。
OD缶の形状を利用
スタビライザーを取り付けるガス缶はアウトドア用のOD缶。
このOD缶の底部にはめ込むために裏側の窪みや、ちょっとした突起を利用し作っていく。
まずは最近自分の中で流行の厚紙で型を作成。
形が決まったら材料の桧板にこの型を書き写し墨付け、そしてジグソーでカッティング。
OD缶へしっかり取り付けるための
作戦①〜マグネット〜
直径10mmのネオジムマグネットをOD缶の側面にくっつく様に埋め込んだ。
作戦②〜パラコード〜
OD缶裏側の窪みに乗せる部分にパラコードをそれぞれ通し、内側へ引っ張る様にテンションをかけ固定する方法。
実際マグネット、パラコードどちらか片方だけで固定できるっぽい。パラコードの方がガッチリ固定できるから次回はパラコードだけにしよう。
実際に使用して
OD缶にガッチリ取り付けられ安定感が増し安心してバーナーを使用できる。
パラコードでまとめてコンパクトに。と言っても市販の金属や樹脂製の物に敵わないけど。木材だと限界がある。
今回のスタビライザーは思いつきでパパッと作った割にはまあまあ。もうちょい煮詰めれば結構良いのが出来そう