バックパックに入るミニテーブルの紹介。
自分がいつも使用している、18Lのデイパックに入るものが欲しくて作製。
あの定番アイテム(鹿)を参考に
作製するに当たりモデルとしたのは、キャンプや登山など、アウトドア好きならほとんどの人が知っているアイテム、鹿番長ことCAPTAIN STAGのアルミロールテーブル。
サイズ感、構造、影響受けまくり。
寸法
- キャプテンスタッグ アルミロールテーブル L400xW290xH120 [mm]
- 自作ミニロールトップテーブル L380xW300xH120 [mm]
ほぼ一緒。
自作テーブルの方は、自分の持っているバックパックに入れるため、長さを少し短くしてある。
テーブル展開方法
畳んだ状態から→広げるとこんな感じ。
キャプテンスタッグの天板は、55mm幅のアルミ板が5枚で、折り畳む様な感じで収納するのに対し、自作の天板は14mm角棒14本を、柵状に繋げてあり、丸めて畳む感じ。
天板となる角棒は、ゴム紐でつなぎ合わせ、間に木製ビーズを噛ませてある。脚は、天板と同じ14mmの角棒を使用し、端から2本の角棒の間に、挟み込んでネジ留め。
脚の展開方法は、片方の脚に留めてあるアルミバーを回転させ、もう片方の脚に留めてあるネジ頭の下にスライドして差し込む。
アルミバーは2mm厚を使用し、ネジ胴部に差し込める様に加工してある。ネジの方は、全部埋め込まず、少し頭を浮かせた状態にする事により、アルミバーを差し込める様にしてある。
アルミバーを差し込んだら、脚を起こし、ひっくり返せば完成。超簡単。
この構造は鹿番長と全く一緒。
アルミバーが天板を支える幕板となり、脚の固定、振れ止めにもなる、非常に良く考えられた構造だと思います。
収納袋も作製
慣れない手つきで裁縫を行い収納袋も作製。パッと見は分からないが中々酷い出来。
実際に使用して
脚が細い角棒の為、貧弱で少し不安でしたが、問題無さそう。まあまあ重い物を乗せても大丈夫。
逆にこの細い脚が、砂地や土などに食い込ませて、安定させる事ができる。
VS鹿番長
キャプテンスタッグと比べ、耐荷重の面では恐らく負けてる。耐火の面は、アルミ製の鹿番長の圧勝。こっちは木製。火の側で使用できないし、アツアツのフライパンを直で乗せたらコゲる。収納サイズ、テーブルサイズはほぼ一緒。でも自作の天板は柵状のため、細かい物は隙間から落ちる。
自作品の方がやや、いやかなり劣っている面が多いが、自分が作ったものは愛着があり、何よりデザインが気に入っている。
というわけで、鹿番長様々で出来上がったこのテーブルですが、自作品の中でもお気に入りで、キャンプはもちろん、登山、海、野外フェス、花火大会、ちょっと公園へお出かけなどなど、とりあえずバックパックに入れて持ち歩いている。
ミニロールトップテーブル
▲寸法
- L380xW300xH120 [mm]
- 収納時L380x80x70[mm]
▲材料
- メランティ14mm角材
- アルミバー幅20mm厚2mm
- ゴム紐
- ビーズ(木製)
- トラスネジm5x40(4本)
- トラスビスm3x15(4本)
- 鬼目ナットm5(4個)
▲費用 約1000円
▲作製時間 1日
▲作製日 2018年3月