キャンプギア

蚊取り線香ホルダー

製作2020年6月

夏のアウトドア遊びの際に厄介な「蚊」

虫除けスプレーなど使用するが、やはり日本の夏は蚊取り線香。

その蚊取り線香を焚く際に入れるホルダーを作ったので紹介。

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コンパクトに

手軽に持ち運び出来る様にサイズをなるべく小さく、薄くしたかった。

必然的にミニサイズの蚊取り線香専用ホルダーとなる。

パーツ作製

まず

直径110mm円形

  • パイン集成材[15mm厚]x2 →(途中でもっと薄くするため合板[5.5mm厚] に変更)
  • 合板[3mm厚]x2

直径90mm円形

  • 合板[3mm厚]x1

それぞれジグソー、自在錐で切り出す。

そして切り出したパイン集成材[15mm厚]x2の内側をさらに直径90mmの円形に自在錐でくり抜く。

電動ドライバーに自在錐を取り付け、円形に切り抜く
計5個の円形の木部品

マグネットを仕込む

キャンプやBBQの時にタープポールやクーラーボックスなどの鉄部にくっ付けられるようにと中にマグネットを仕込むことに。(まあ結果失敗に終わるのだが・・・)

《注意※以下の方法でやっても相当強力なマグネットじゃない限りくっ付きません》

まず円形に切り出した合板[直径110mm]の上に合板[直径90mm]を乗せボンドで接着。

そして溝を掘りダイソーで買ってきた強力マグネットx4個を嵌めボンドで接着。

これがホルダーの底の部分になる。

マグネットが表面から見えるのを嫌って中に仕込んだが、外側にマグネットを取り付ければ問題無いと思う。見た目にこだわり失敗した。

次にこのマグネットを仕込んだ底となる部分にパイン集成材[直径110mm内側90mmくり抜き]2個を重ねてボンドで接着する。

娘も木工ボンドを塗るのを手伝ってくれた

そしてクランプで固定し乾燥。

内底の部分にはアルミ板[0.5mm厚]を金切バサミで直径90mmの円形に切りボンドG17で接着してある。

娘に手伝ってもらって悪いが、パイン材の厚み[15mm]が気に入らず、合板[5.5mm厚]で作り直した。娘よすまぬ。

フタ作製〜予定変更完成

当初フタは、円形の合板[4mm厚]に排煙口を開るだけにしようと思っていたが、アルミ板[1mm厚]が余っていたので直径80mmの円形に切り抜き、そして合板の中を直径70mmに切り抜いてそこにアルミ板を貼り付けた。

作っている途中で別の案が思いつき予定変更はよくあること。

1mm厚のアルミ板は金切バサミでの切断は難しい為、ニプツリングカッターで円形に切断

そしてアルミ板に排煙口を穴開け。

フタはビスで1箇所留めてあり、ビスを軸に回転させて開閉する。

フタの裏側にはマグネットを取り付けてありフタが開かない様にしてある。ホルダー側にはマグネットをくっ付ける為に鉄製のビスを取り付け。

ついでにホルダーの外側周りと内側にも余っていたアルミバーを曲げて取り付け。

ホルダーの上部だけ真っ直ぐにカットして外周に取り付けたアルミバーと隙間を作ってある。そこにパラコードでキーホルダーを編んでカラビナを取り付けた。

ランタンハンガーに吊るしたり、バッグやパンツのベルトループなどに引っ掛けて持ち運びもできる。

実際に使用

途中、板の厚みを変えて作り直しホルダー自体の厚みは20mmと大分薄くすることが出来た。そしてアルミを使用したりして最初に描いていたイメージとは違うものになったが見た目はまあまあ満足。

ただ、ひとつ不安なことがある。

排煙口(吸気口)として開けた穴が少なく酸欠になり蚊取り線香が燃えないんじゃないか?と言うこと。

結果、ちゃんと最後まで燃え切ってくれた。

フタを開けたらヤニがべっとり付着。フタとホルダー内側をアルミにして良かった。簡単に拭き取ることが出来る。

鉄部にくっ付けられる様にと中に仕込んだマグネットだが、結果くっ付かないw

合板に溝を掘り恐らく1mm位まで板厚が薄くなっているはずだが、間に挟まるとマグネットの磁力は大分弱まる様だ。

↑一見車体にくっ付いている様だが、車体の出っ張りに引っ掛かって止まっているだけ。

真っ平らな面にくっ付けるとスーっと下に落ちるw

垂直ではなく斜面なら大丈夫!多分60〜70度位までの勾配ならいけるんじゃないかな。

まあマグネットの事は無かった事にして忘れよう。ぶら下げればいいんだ・・・泣

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