娘が2歳になった頃に作った[ままごとキッチン]の紹介。
玩具屋などで色々売られているが、父オリジナルの物を作ってあげたく(娘は既製品の方が良いかもしれないが…)、家に余っている材料でほぼ出来そうなので作製する事に。
余り物の木材+100均
まず100均で、ステンレスボール[18cm径]と、プラスチックボックスを2個買ってきた。
ボールはシンクに、ボックスは引き出しに使用。
この100均材料の寸法に合わせ、余っている木材でキッチンを作っていく。
木材は基本合板で、その他檜、杉、ヒバなどの端材。
考えながら作る
理想の形をイメージしても、余り物の材料で、どこまで作れるか分からないので、基本現場合わせ。
まず材料を確認し、ザックリとした寸法だけ決めて、あとは考えながら作製。
作りながら良い案が思いついては、今ある材料では無理だと諦め、そしてまた新たな案を思いつく。試行錯誤しながら形にしていく。
制限のある中で、いかに最良のものを作れるか?とか意外と好きです。冷蔵庫の残り物で作る料理も然り。
蛇口
ハンドルは三角形に切った合板。連結ナットで留め、回せるようになっている。
水道管部分は角材、蛇口は丸棒の端材で作り、先端にはダボを埋め込んである。
シンク
シンクはステンレスボールを利用する為、ボールが入る様に天板に穴あけ。
合板にボールより少し小さめの円を描き、円の縁に電動ドリルで小さな穴を開け、その穴からジグソーで切り抜いた。
コンロ
コンロは、合板を自在錐で円形に切り抜いた物。ビスで装飾し、何となくコンロっぽくしてみた。このコンロ無駄に回転する。
そして着火スイッチのつまみも取り付け。もちろんこれも回る。
戸棚・引き出し
左側は合板で戸を作り、蝶番で留め、開閉できる戸棚に。戸の取手は丸棒の端材。
右側は真ん中に仕切り板を取り付け、100均のプラスチックボックスを入れて2段の引き出しに。
天板を少し後ろに出るように大きめし、カウンターを作った。アイランドキッチンってやつ?
最後に面取り、ヤスリがけして完成。
シェフ登場
完成したキッチンの戸棚にフライパンや食器、引き出しに食材などを入れ、娘に渡しました。
一応はじめに、蛇口が回るとか、戸棚が開くとか説明しようと思ったが、そんな間もなく渡した途端にガチャガチャいじり出し、さっそく調理開始。
予想外の使い方をしたり、斬新な料理を作ってくれたりして、見てるこっちも楽しくなる。
作製して半年程経つが、今もこのキッチンで良く遊んでくれている。
ただこのキッチン、木材に限りがあった為、高さが少し低くなってしまった。
完成した当時でも、娘には少し低く、半年経った今では背も伸び、さらに低そう。
そろそろアップデートしてやらねば。